ニューアート・ZERO会は、2000年「新しい世紀に新しい創造」をテーマに理想の美術団体にしようと設立されました。翌2001年より毎年、春季に原則大きさ無制限の「ZERO展」を大阪市立美術館で、夏季・または秋季にF0号レベルの小品を集めた同人展を大阪市内のギャラリーで、それぞれ行っています。
大阪市立美術館の改修工事のため、「2025・ZERO展」の会場は豊中市立文化芸術センターとなります。(2026年より大阪市立美術館に戻る予定)
年齢・経歴・国籍・地域を一切問わず、平面・立体とも技法を問わないという自由な発表の場を提供する美術団体として、毎年多数の出品者及び入場者を集めています。従来の「絵画・彫刻」の枠を越えた、様々なジャンル・技法の作品が出展され、観る人に新鮮な驚きを与えてきたと自負しております。
「ニューアート」という名称は、ともすれば、従来の伝統的な美術を否定する現代美術専門の会と誤解されがちですが、決してそんなことはありません。伝統芸術から現代美術まで、ジャンルにこだわらず「良いものは良い」というスタンスを徹底しており、作家名やキャリア、ましてや流派や師弟関係などは一切伏せ、純粋に作品のみで入選・入賞の審査を行っている当会の姿勢や展覧会のあり方を、従来型の公募美術団体と異なるものとして「ニュー」と称しております。
作品の技法や主題に「古い/新しい」はなく、自由な精神で真摯に表現を追求する作家の姿勢を尊重します。特に若い作家や学生に門戸を開き、自由な活動と発表の機会として活用してもらいたいと熱望しています。ニューアート・ZERO会の活動から、新しいアートの胎動を感じていただければ幸いです。
なお、当会は「美術年鑑」掲載団体です。毎年発行される「美術年鑑」に、その年の受賞者の氏名と所属作家(会員・会友)の氏名一覧が掲載されています。
ニューアート・ZERO会 会長 松井公一
ニューアート・ZERO会事務局
〒545-0017 大阪市天王寺区城南寺町4-12 上四ビル303
役員
松井公一
会長
造形作家/ 元大阪美術専門学校教授
兵丹一雄
顧問
画家
栗木浩
副会長
写真家
運営委員・審査委員
竹垣惠子
染織作家/ 大阪芸術大学教授
堀紀幸
彫金作家/ 大阪クラフトパーク講師
井本雄三
造形作家/ 元大阪芸術大学教授
服部年弘
造形作家/ 大阪美術専門学校特任教授
竹内暁美
版画
ほか。。