[25周年プレ企画 0号特別展]

22024年11月20日(水)〜25日(月)
浜寺公園ステーションギャラリー

[本展][子どもの部]

2025年3月12日(水)〜16日(日)
豊中市立文化芸術センター 展示室/多目的室

ZERO展25周年となる本年は、プレ企画として[0号展]を前年秋に前倒しにして、国の登録有形文化財である旧浜寺公園駅舎内のステーションギャラリーにて開催いたしました。レトロモダンな建築のなかに、F0号サイズの作品が並ぶ独特な展示空間となりました。

そのなかで、最も評価され0号展大賞を獲得されたのは、観想的な世界を確かな写実力と装飾性で描いた武田祐実さん。次いで、25周年記念賞には、ワイヤーだけで生命を表現し続ける会員の服部年弘さんが選ばれました。他にそれぞれ独自の世界を持つ4名にZERO会賞が授与されました。

大阪市立美術館リニューアルオープン直前期となった[本展]は、今回初めて使用する豊中市立文化芸術センター。音楽ホールメインの施設ながら、天井高5mの展示室および多目的室を使い、ZERO展らしい大きな展示空間を生み出しました。

例年通り質が高い作品が集まりましたが、残念ながら今年も大賞に値するような突出した作品はなく「該当作品なし」となりました。昨年初めての「該当なし」でしたが、まさか2年連続になるとは。みな残念がりましたが、会長は妥協はしないという選択をしました。新しい大阪市立美術館に戻る来年こそ、ZERO展大賞にふさわしい圧倒的な作品が出品されることを期待しています。

そんななか、25周年記念賞には映像作品の東陰地正喜会員が選ばれました。
ZERO会会長賞は、昨年塚本学院校友会会長賞を受賞した深井菜々子さん。陶で形どられた女の子の像は、頭部に花を咲かせ様々なポーズをとります。言葉にならない感情が表現されたインスタレーションです。
新人大賞にはプレ企画の0号特別展でZERO会賞を受賞されたYAJIRI=青山慶久さんのコンセプチュアルアート。「速度0」の制限標識は日常的な表層に反して、観る者を深い思考に誘います。
塚本学院校友会会長賞の竹垣惠子会員は天井から床に垂らされたファイバーアートの端整な美しさが評価されました。
そのほか、油彩の大作をはじめ個性豊かな平面作品や、精緻な造形から巨大な立体作品まで、さまざまな素材・手法による、創意あふれる作品が各賞を受賞しました。

[こどもの部]にも全国から力作が集まり、ZERO展らしい多様な作品群が展示されました。なかでも受賞された3名の作品は創造性に溢れる見事なものでした。受賞には至りませんでしたが、どの作品も見ていてとても楽しく、美術の原点を思い出させてくれるものばかりでした。

受賞者一覧

会賞

ZERO展大賞該当なし
25周年記念賞東陰地正喜
ZERO会会長賞深井菜々子
新人大賞YAJIRI=青山慶久
会員賞横田真吾
会友賞清瀬早苗
ZERO会賞矢部かつ見
ZERO会賞ナミキ・キヨタカ
ZERO会賞山口 知二

公賞

塚本学院校友会 会長賞竹垣惠子
大阪府知事賞服部年弘
兵庫県知事賞 田原康太郎
大阪市長賞 マッキースエヒロ
堺市長賞 古賀ちはる
兵庫県議会議長賞 しんそう

子どもの部

大阪府教育委員会賞A m i e s
兵庫県教育委員会賞A s a h i
大阪市教育委員会委員長賞中村 悠

0号展

0号展大賞武田祐実
25周年記念賞服部年弘
ZERO会賞鍵本光昭
ZERO会賞青山慶久 YAJIRI
ZERO会賞ino
ZERO会賞白石千穂